まほろば紀行

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カテゴリ:奈良紀行( 28 )

田んぼの中の記憶

見渡す限りと言うと、いささか誇張しすぎだが

私の周りには、田園風景が広がっている。

幹線道路から、少し入った道を、時々軽トラックが走って行く。

私のような田舎者から見ると、地方都市の開けた

田畑は、田舎のそれと違ってとても整備されたように感じられた。

そんな、空間には、一つは森のように見えて

もう一つは、コンクリートそのままに

昔の記憶を留める二基の防空壕跡が点在していた。

私は、青空の広がる田畑の一角で足を止めた。

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奈良県 天理市界隈

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by travel2013 | 2016-10-08 21:21 | 奈良紀行 | Comments(0)

長岳寺

古事記に記された古代の道……

山の辺の道は、いつもと変わらない。

変わるのは、山の辺の道を取り巻く私達……

形ある物には、永遠は存在しない。

栄枯盛衰は、いつの時代も繰り返される。

山の辺の道から大門をくぐり、鐘楼門を見上げれば

長岳寺の境内は、目の前に広がっている。

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奈良県天理市 長岳寺







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by travel2013 | 2016-10-07 22:33 | 奈良紀行 | Comments(0)

銅鏡の旅

その縁は、鋭く山形を形成し

背面を神獣が躍動する姿

33面の銅鏡が隠れたのは、古代の出来事だった。

途方もない年月を我々は古代と呼んだ。

途方もない年月を旅する銅鏡は、

やがて、現代で途中下車することになる。

その時、33面の三角縁神獣鏡は、光を取り戻した。

古墳が湖面に映るように……

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奈良県天理市黒塚古墳








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by travel2013 | 2016-09-14 00:05 | 奈良紀行 | Comments(0)

高取町紀行~山中の城郭

奥の院からさらに標高を重ねると、かつて町のシンボルだった遺産があります。
それは、高取山の山上に築かれた高取城

今現在でも人の足でしか踏み入ることの出来ない山深き地に、高取城は建っていたのです。山道を登るにつれて門の跡が幾重にも現れては、当時の重厚な門構えを想像することが出来る程です。
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リアルなクマモンが親切に本丸への道案内をしています(笑)

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建造物の末路については、明治6年に多数の建物は入札により売却され、明治20年頃まで現存した天守を含めた主要な建物は自然倒壊し、その後残った建物は全て取り壊された説があるようですが、人里離れた山頂ゆえ建造物は無くなってしまっても、石垣については、人為的破壊がなく、ほぼ完全な形で残りました。

日本三大山城と謳われる高取城跡は、晴天に恵まれたこの日、沢山の人が登城し城郭内は、賑わいをみせていました。

奈良県高市郡高取町より



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by travel2013 | 2016-08-31 21:54 | 奈良紀行 | Comments(4)

高取町紀行~奥の院

壷阪寺からさらに山中へ足を伸ばすとそこには、壷阪寺の奥の院と呼ばれる場所が存在します。

急峻な道には、巨石があちこちに点在しています。
そして、石の表面には無数の石仏が!?
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写真では、少し……いや大分解りにくいですが、五百羅漢です。
近くで見ると岩の表面に沢山の石仏が彫られています。

高取町紀行もいよいよクライマックスへ!

山中の城郭へ続く



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by travel2013 | 2016-08-30 19:19 | 奈良紀行 | Comments(2)

高取町紀行~壷阪寺

明治の頃、夫婦の愛を描いた浄瑠璃が話題となりました。
それは、壷阪霊験記という物語です。

物語は、遡ること三百年以上も昔の出来事。
亭主の名を沢市、女房の名をお里といいました。沢市は、目が見えなかったのですが、三味線の先生をし、お里は内職をして仲良く暮らしていました。

ところがいつ頃からか、お里が夜も明けぬ時分に、家を空けるようになったのです。沢市が不振に思い、お里に訪ねると、沢市を思い眼病に信仰のある観音様へお参りをしていと言うのです。

それを知った沢市は、お里と共に観音様にお参り行くのですが、お里を先に家へ帰してしまいます。その時彼の心中は、妻を疑った事、目が見えない事、そんな感情がよきせぬ方向へ向ってしまいます。

お里もまた、胸騒ぎを感じて引き返して来た時には、沢市の姿は谷の中に消えていました。そして彼女も自らが谷へ身を投じるのです。

しかし、観音様の霊験で二人は助かり、沢市の目が開眼するという物語の舞台が壷阪寺です。
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八角形をした本堂からは、奈良盆地を望むことができます。
又、この本堂の近くには、投身の谷と伝えられている谷もあるそうです。

奥の院に続く


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by travel2013 | 2016-08-29 22:19 | 奈良紀行 | Comments(0)

今井町へ行こう

永禄年間、僧兵によって築かれた城塞都市。
戦国時代の渦を逃れ、やがて商業都市へと移り変わっていった、今井町……
歴史の書物を紐解けば蘇る栄華の絵巻。

かつて、九つの門と堀によって形成された町並みは、門の姿は消えてしまっても
水路を渡ればそこには、500軒にも及ぶ町家が軒を連ねる。
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東西600m、南北310mに区画された世界は、張りぼてのセットと違い、間口の向こうには、家族の数だけ人の営みが存在している。

奈良県橿原市 今井町



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by travel2013 | 2016-08-15 00:47 | 奈良紀行 | Comments(2)

湖上の茶屋-水無月

湖上の水面は、青く穏やかである。

時々湖面に光る魚の背びれから遥かに上空に茶屋があった。

緑に覆われた茶屋が軒を連ねる、細く勾配のついた道には

せり出した床が、強靭な支柱によって支えられている。

新緑の季節、湖上の茶屋には人影は無く静かである。

まるで、忘れられた茶屋のように……

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しかし季節は巡り、弥生の月になれば

名勝と語り継がれる梅林が、細く勾配のついた道を染めてゆく。




                           



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by travel2013 | 2016-06-29 19:00 | 奈良紀行 | Comments(0)

五條新町~遺構X編

新町通りを西へ歩いて行くと重厚な建物を発見だすえ!
興奮のあまり、不明な語尾を発しながらの一枚。
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うだつに別れを告げてさらに西へ。
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未だこの時、私の視界には壮大なプロジェクトの形は、見て取れない。
しかしその痕跡は、私の乾いた足音が「パタパタ」と音を立てるにつれて、確実に近づいていた。
青い空に架かる一筋の構造物……その存在は、新町通りと交差する。
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現れたのは高架の存在……あぁこれが、五新鉄道跡。
正確には、太平洋戦争による資材不足、さらに戦後の経済状況によって完成することなく残された、幻の五新鉄道の遺構。
線路用地の一部は、路線バス専用道路として使用されていたが、近年惜しくもその路線は廃止になってしまった。
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そして私の眼を引くのは、未完の鉄路と共存する、建物の存在。
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どこか現実離れしたような雰囲気さえ漂う空間。何気ない生活の場さえ、少し目線を変えてみることで、一種の価値感が生まれるのでないだろうか?
変態的思考?の私にはそんな気がしてならない(苦笑)

奈良県五條市を旅して


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by travel2013 | 2016-04-27 00:05 | 奈良紀行 | Comments(2)

五條新町~街道X編 sanpo

奈良県五條市には、旧紀州街道沿いに沢山の町屋が軒を連ねる通りがある。
五條新町と言って、重要伝統的建築物群保存地区に指定されている。
街道は、今では新町通りと言って整備され歩きやすく、さらに人や物の往来も少ないとあっては、歩かずにはいられない。
そんな衝動にかられて、私の小さな旅は始まった。

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建物の間に目をやるとそこには、風情ある路地の景観が絶妙な幅で曲線を描いている。
景観に配慮した電柱があるかと思えば、露出の激しい室外機があったりと、生活観がある路地。
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新町通りは、北から三本の川が通りを挟んで、吉野川に流れ込んでいる。
その中で一番東側の西川に架かる「てつやばし」を渡ると五條新町の名物店の看板が見えてくる。
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間口を大胆に利用した大きな看板、そして文字のバランスに力強さを感じる。
さらに街道は続く。
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洋風建物も立ち並ぶ五條新町……
しかし、この町にはまだ秘密が隠されている!?

五條新町~遺構X編へ続く。




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by travel2013 | 2016-04-25 19:00 | 奈良紀行 | Comments(2)

旅初心者が旅人を目指して奮闘する旅紀行です。


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