まほろば紀行

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苔の路地

何気ない街道からの景色には、発見がつきもである。

土壁が見えたなら、急ぎ足のそこのあなた!

土壁を覗きこんでみてごらん?

そこには、苔の路地があるかもよ。

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奈良県宇陀市








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by travel2013 | 2016-01-23 00:06 | 奈良紀行 | Comments(0)

貴賓の館~賓日館

二見浦海は、穏やかである。
しかし天候はあいにくの曇りで、今にも小粒の雨が降っても不思議はない。

横に細長い浜を見渡せば車の渋滞が目に映った。そこには、夫婦岩で有名な二見輿玉神社がある。人々は、われ先に車の駐車の余念がない。時たま大きなクラクションが静かな浜に空しく響く……

そんな人間のあるべき姿を眺めていた男が一人いた。
彼は、浜から腰をあげると、フェルトハットを少し修正して振り返った。
ハットのつば先には、堂々た唐破風が佇んでいた。
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浜の静けさそのままに、賓日館は建っていた。
明治20年に建設された当館は、その容姿から想像できるように、ただの建築物ではない。
賓日館……ここは、かつて皇族の方々が宿泊した貴賓の館である。

平成11年に旅館としての役割を残念ながら終えてしまったが、その代わりと言っては何であるが、入場料300円で館内をくまなく探検できる。

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一番の見所は、2階に設けられた桃山式の大広間である。
わざわざ2階に、舞台付の120畳の和室が広がる様は、圧巻の一言につきる。
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フェルトハットの彼は、ふと気が付いた。
あまりに広い空間には、長い廊下が続きガラスが一枚木枠に嵌っているだけである。
大広間は、大きなシャンデリアが煌々と気品を漂わせはいるが、浜からの風が気まぐれに
ガラスを揺らし始めていることに。

靴下から伝わる畳の質感は、体温を急激奪っていくように思われた。堪らず、1階のことぶきの間へ避難を試みた。何故かというとそこには、電気カーペットがあったからだ。
そして隣のさつきの間を覗いてた彼を、小さな賓客が迎えてくれるのであった。
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その様子を見た彼は思い出していた。
伊勢志摩サミットが近づいていることを……

三重県伊勢市二見町~賓日館






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by travel2013 | 2016-01-06 00:05 | 三重紀行 | Comments(2)

旅初心者が旅人を目指して奮闘する旅紀行です。


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