まほろば紀行

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五條新町~遺構X編

新町通りを西へ歩いて行くと重厚な建物を発見だすえ!
興奮のあまり、不明な語尾を発しながらの一枚。
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うだつに別れを告げてさらに西へ。
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未だこの時、私の視界には壮大なプロジェクトの形は、見て取れない。
しかしその痕跡は、私の乾いた足音が「パタパタ」と音を立てるにつれて、確実に近づいていた。
青い空に架かる一筋の構造物……その存在は、新町通りと交差する。
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現れたのは高架の存在……あぁこれが、五新鉄道跡。
正確には、太平洋戦争による資材不足、さらに戦後の経済状況によって完成することなく残された、幻の五新鉄道の遺構。
線路用地の一部は、路線バス専用道路として使用されていたが、近年惜しくもその路線は廃止になってしまった。
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そして私の眼を引くのは、未完の鉄路と共存する、建物の存在。
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どこか現実離れしたような雰囲気さえ漂う空間。何気ない生活の場さえ、少し目線を変えてみることで、一種の価値感が生まれるのでないだろうか?
変態的思考?の私にはそんな気がしてならない(苦笑)

奈良県五條市を旅して


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by travel2013 | 2016-04-27 00:05 | 奈良紀行 | Comments(2)

五條新町~街道X編 sanpo

奈良県五條市には、旧紀州街道沿いに沢山の町屋が軒を連ねる通りがある。
五條新町と言って、重要伝統的建築物群保存地区に指定されている。
街道は、今では新町通りと言って整備され歩きやすく、さらに人や物の往来も少ないとあっては、歩かずにはいられない。
そんな衝動にかられて、私の小さな旅は始まった。

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建物の間に目をやるとそこには、風情ある路地の景観が絶妙な幅で曲線を描いている。
景観に配慮した電柱があるかと思えば、露出の激しい室外機があったりと、生活観がある路地。
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新町通りは、北から三本の川が通りを挟んで、吉野川に流れ込んでいる。
その中で一番東側の西川に架かる「てつやばし」を渡ると五條新町の名物店の看板が見えてくる。
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間口を大胆に利用した大きな看板、そして文字のバランスに力強さを感じる。
さらに街道は続く。
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洋風建物も立ち並ぶ五條新町……
しかし、この町にはまだ秘密が隠されている!?

五條新町~遺構X編へ続く。




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by travel2013 | 2016-04-25 19:00 | 奈良紀行 | Comments(2)

談山神社~伝承を求めて

時は、西暦645年
二人の御仁が山中深くへやって来た。
そこは、多武峰(とうのみね)と言った。

大和の国、現在の奈良県桜井市の南部に広がる多武峰は、深き森である。

二人とも只者でない雰囲気に包まれていたが、森の隙間に降り注ぐ光のカーテンが
後を行く青年を照らす時、その衣装と相まって、雅に見える。

先を行く男は、時々青年を気遣うように見えた。
やがて多武峰を深く分けてやったきたところで、二人は言葉を交わしたのである。
何やら談合が行われた……


やがて人々は「談い山」などとこの山を呼んだ。
そんな伝承から談山神社の社号になったと伝わる。

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二人の御仁の出会いを伝承する、けまりの庭。
庭の右上には、世界で唯一の木造十三重塔が見える。
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十三重塔からさらに階段を登ると、楼門と拝殿へと続く。
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楼門をくぐると現れる、壮麗な本殿
その背後には、伝承の談い山が深い森を形成する。
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いっぽう拝殿を支えるのは、等間隔に配置された朱色の列柱
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けまりの会で出会った二人が多武峰に登る時
この国の歴史が動き始めたのはではないだろうか?

最後に、付け加えておくと、先を行く男を中臣鎌足
そして後を行く青年は中大兄皇子と言った。


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by travel2013 | 2016-04-06 19:00 | 奈良紀行 | Comments(0)

旅初心者が旅人を目指して奮闘する旅紀行です。


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