まほろば紀行

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高取町紀行~壷阪寺

明治の頃、夫婦の愛を描いた浄瑠璃が話題となりました。
それは、壷阪霊験記という物語です。

物語は、遡ること三百年以上も昔の出来事。
亭主の名を沢市、女房の名をお里といいました。沢市は、目が見えなかったのですが、三味線の先生をし、お里は内職をして仲良く暮らしていました。

ところがいつ頃からか、お里が夜も明けぬ時分に、家を空けるようになったのです。沢市が不振に思い、お里に訪ねると、沢市を思い眼病に信仰のある観音様へお参りをしていと言うのです。

それを知った沢市は、お里と共に観音様にお参り行くのですが、お里を先に家へ帰してしまいます。その時彼の心中は、妻を疑った事、目が見えない事、そんな感情がよきせぬ方向へ向ってしまいます。

お里もまた、胸騒ぎを感じて引き返して来た時には、沢市の姿は谷の中に消えていました。そして彼女も自らが谷へ身を投じるのです。

しかし、観音様の霊験で二人は助かり、沢市の目が開眼するという物語の舞台が壷阪寺です。
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八角形をした本堂からは、奈良盆地を望むことができます。
又、この本堂の近くには、投身の谷と伝えられている谷もあるそうです。

奥の院に続く


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# by travel2013 | 2016-08-29 22:19 | 奈良紀行 | Comments(0)

巨石群~笠置山

標高288mの笠置山はその昔、後醍醐天皇が三種の神器と共に篭城したことで有名である。
しかし圧倒的な兵力を有する幕府軍との戦乱の中で、後醍醐天皇の敗北と共に笠置寺は消失してしまった。

その後復興されるも、消失と復興の歴史は繰り返されていくことになる。

人間によって翻弄される歴史の中で、それに反して変わらない巨石群。刻まれた線跡は戦火によって薄れしまっても、破壊と再生を繰り返す人間がいる限り巨石信仰も続いていくのだろう……
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京都府相楽郡笠置町





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# by travel2013 | 2016-08-28 23:20 | 京都紀行 | Comments(0)

今井町へ行こう

永禄年間、僧兵によって築かれた城塞都市。
戦国時代の渦を逃れ、やがて商業都市へと移り変わっていった、今井町……
歴史の書物を紐解けば蘇る栄華の絵巻。

かつて、九つの門と堀によって形成された町並みは、門の姿は消えてしまっても
水路を渡ればそこには、500軒にも及ぶ町家が軒を連ねる。
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東西600m、南北310mに区画された世界は、張りぼてのセットと違い、間口の向こうには、家族の数だけ人の営みが存在している。

奈良県橿原市 今井町



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# by travel2013 | 2016-08-15 00:47 | 奈良紀行 | Comments(2)

森の風

文明の利器にどっぷり浸かった重たい身体

一度経験してしまうと、もうそれは中毒で……

そんな重たい身体を背負って登る石段は、何故か嫌いじゃない。

日避けのつもりが、どんどん足が進んで行く。

灯篭の間から微かに森の風が吹く。

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便利さの中に埋もれた、私の身体に蘇る感覚

忘れかけていた森の風は、今も昔と変わらず吹いている。




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# by travel2013 | 2016-07-23 14:14 | 三重紀行 | Comments(0)

湖上の茶屋-水無月

湖上の水面は、青く穏やかである。

時々湖面に光る魚の背びれから遥かに上空に茶屋があった。

緑に覆われた茶屋が軒を連ねる、細く勾配のついた道には

せり出した床が、強靭な支柱によって支えられている。

新緑の季節、湖上の茶屋には人影は無く静かである。

まるで、忘れられた茶屋のように……

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しかし季節は巡り、弥生の月になれば

名勝と語り継がれる梅林が、細く勾配のついた道を染めてゆく。




                           



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# by travel2013 | 2016-06-29 19:00 | 奈良紀行 | Comments(0)

旅初心者が旅人を目指して奮闘する旅紀行です。


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